
台湾・台北、2026年10月13日――対話型AIおよび自然言語技術を専門とするエンタープライズAI企業のAielloは本日、Aiello AI Call Agent、Aiello 音声アシスタント(AVA)、GuestWebとShiji Infrasys POSとの連携および認証が完了したことを発表しました。
今回の連携により、音声・モバイル・電話などのチャネルで行われるAIを活用したゲストとのやり取りが、ホテルのF&Bオペレーションへ直接接続されます。
ゲストはホテル内のさまざまな接点から、音声またはテキストを使って飲食オプションやメニューを確認し、質問やおすすめメニューの案内を受け、そのまま注文できます。注文確定後は、必要な情報がInfrasys POSへ自動的に送信されます。
ゲスト向けのAIチャネルとホテルのPOSオペレーションを接続することで、飲食サービスの検索やおすすめメニューの提案から、注文、調理・提供までを一貫してつなぐ、よりシームレスなF&Bサービス体験を実現します。
ホテルは滞在中のゲストに、より便利な飲食サービスへのアクセスを提供できるほか、業務フローを簡素化し、F&B収益を拡大する新たな機会を生み出せます。
AielloのソリューションとInfrasys POSを導入しているホテルでは、GuestWebがモバイルインターフェースとして機能します。ゲストは飲食オプションやメニューを閲覧し、質問をしたり、そのまま注文したりできます。
また、Aiello AI Call Agentを通じた電話注文や、自然な音声コマンドによるAiello 音声アシスタントとの対話にも対応します。
こうしたAIを活用した複数のゲスト接点により、デジタル注文を単一のチャネルや場所に限定することなく、ゲストジャーニーのさまざまな段階や場所で飲食サービスを提供できるようになります。
注文が確定すると、関連情報がInfrasys POSへ自動的に送信されます。ゲストとの対話、注文作成、F&Bチームによる受付・提供までのプロセスが効率化されます。
Shiji Groupでパートナーシップ担当シニアディレクターを務めるSimon Le Touze氏は、次のように述べています。
「Infrasys POSは、ゲストのニーズ、サービスフロー、F&Bオペレーションをつなぐ重要な役割を担っています。Aielloとの協業により、ゲストからの飲食リクエストを、AIとの対話から実際の注文処理フローへ直接つなげられるようになります」
「これにより、AIの役割はゲスト向けの体験にとどまらず、ホテルの日常業務にまで広がります。また、Infrasys POSがホテルを支援できる領域も拡大し、より自動化され、パーソナライズされた、商業的価値の高いサービスモデルの構築が可能になります」
AielloとShijiは、各ホテルの運営モデルやサービス要件に応じて、サービス料、割引、セットプラン、その他の柔軟に設定可能な飲食オプションを含む、さらに高度な活用方法も検討していきます。
Aielloは、2億件を超えるゲストとのやり取りと、ホスピタリティ業界における導入経験を活用しています。音声およびテキストに対応するAielloのAIエージェントは、時間帯、サービスシーン、市場ごとの嗜好に現れるパターンをホテルが把握できるよう支援します。
ゲストが「お腹が空いた」「おすすめはありますか?」「食事を注文したい」といった飲食ニーズを伝えると、AielloのAIはホテルが設定したメニューおよびサービス情報をもとに、適切な料理や組み合わせを提案し、注文完了までゲストを案内します。
GuestWeb、Aiello AI Call Agent、Aiello 音声アシスタントを通じて、メニューの検索、おすすめの提案、注文を一つの流れとしてつなぐことで、複数のサービスチャネルにおいて、ゲストのニーズが生じてから購入に至るまでの導線を短縮できます。
これにより、F&B注文やアップセルの機会を増やすとともに、ゲストエンゲージメントと収益の向上を支援します。
Holiday Inn & Suites Saigon Airportでは、現在GuestWebを通じて毎月450件を超えるF&B注文を処理しています。
サービス開始から60日以内に、月平均約8,400米ドルの追加F&B収益を生み出しました。
2026年9月には、Crowne Plaza Changi AirportもAiello AI Call AgentをF&B注文フローに接続しました。
これにより、電話での問い合わせから飲食商品の購入までゲストジャーニーを拡張し、AIを活用したゲスト対応に新たな商業的価値をもたらしています。
Aielloの創業者兼CEOであるVic Shen氏は、次のように述べています。
「AIはゲスト体験を向上させるだけでなく、ホテルに測定可能な業務価値と商業的価値をもたらすべきです」
「Infrasys POSとの連携は、より密接につながったAIホスピタリティエコシステムを構築するうえで重要な一歩です。複数のゲスト接点で行われる会話をF&Bシステムへ直接つなぐことで、AIを単にニーズを理解する段階から、実際にサービスを実行する段階へと進化させています」
「これにより、ホテルの業務効率向上を支援するとともに、飲食サービスのコンバージョンと収益成長につながる機会をさらに創出できます」
AielloとShijiは今後も、ホテルおよび各市場の運営ニーズに応じて、AIを活用した新たなF&Bサービスとシステム連携を検討し、ホスピタリティ業務のさらなる自動化を推進していきます。