1. 戻る観光客、広がる宿泊税の導入議論 コロナ禍一服 財源確保に走る自治体続々
ホテルや旅館の宿泊客に課税する「宿泊税」の導入を目指す自治体が増えている。新型コロナウイルスの5類移行後、訪日外国人客(インバウンド)ら観光客の回復傾向を契機に、下火になっていた導入議論を再開するケースが目立つ。オーバーツーリズム(観光公害)対策を含め観光地の基盤整備に充てる新たな財源の確保が狙いだが、乗り越えるべき課題も少なくない。
2. 女性が温泉宿・ホテルに求めるサービス 3位「貸切風呂」、2位「ドリンク・お菓子」、1位は?
女性が温泉宿・ホテルにあるとうれしいと思うサービスやアメニティは何か。女性向けメディアを運営する4MEEE(東京都新宿区)が調査したところ、1位は「客室露天風呂」(672票)だった。
3. IHG系のホテル「インディゴ」、世界展開キャンペーンで「地域の魅力を体験」、若い世代に向けて
IHGホテルズ&リゾーツの高級路線のライフスタイルブランドの一つ「ホテルインディゴ」は、旅先の魅力探求を応援するグローバルキャンペーン「The World’s Neighborhood Hotel世界を照らす。ここにしかないストーリーで」を開始する。2023年10月から世界各地で段階的に展開されている。

4. ホテル運営・清掃・リネンを一気通貫で受託 日本ユニストと台湾企業・敦謙国際が合弁事業の検討を開始 MOU(基本合意書)を締結
不動産開発の株式会社日本ユニストは、ホテル運営の台湾系企業、敦謙国際智能科技股份有限公司と、ホテル運営・清掃・リネンの合弁事業を行うことを合意し、11月7日に覚書(MOU)を締結した。敦謙国際の宿泊施設運営システムと、日本ユニストが持つ不動産のノウハウを掛け合わせて、昨今急増するホテル需要に貢献するため、協力していくことで合意している。
5. 紅葉の京都、ホテル開業ラッシュで深まる人手不足「おもてなしの質を下げるわけにはいかない」
紅葉の観光シーズンを迎える京都で、宿泊施設の人手不足が深刻化している。コロナ禍を経て戻ってきた訪日外国人客が堅調で、京都市内の客室稼働率は9割近くに達する見通しだが、慢性的な人材難に加え、相次ぐホテルの開業で人材の争奪戦が激しく、働き手の確保は容易ではない。